
エルピスしものせきがどんどんアートフルに、文化的になっていきます。
入口の壁には名井玲画伯の作品が。奥の壁面にはエルピスの入居者でもある耕人舎・安岡さんの刻字作品を掲げました。いずれも素晴らしい作品で、来店者からも好評です。
五月が終わります。今月は開店以来続いていた売り上げがついに途絶えました。138日 間続いたことが奇跡ではあります。「こんなところに古本屋とか、売れるわけがない」などとお客さんからダメ出しをもらうこともありました。たしかに、本州最西端、響灘沿いから本屋と呼べるものはなくなって久しい地です。公共図書館が一つありますが、いつも数人の来館者しかいません。しかし、本を読みたいという知的需要はなくなっていませんでした。
一週に一回ペースで来られる常連さんも生まれました。今月は横浜や福岡など遠方からの来店もあり、おしゃべりに花が咲く時もありました。開催した映画パンフレットフェアは 売り上げは少しでしたが、「懐かしい」と手に取ってくださる方は多かったです。店頭にも置きますが、ネットでの販売も考えていこうと思います。
ハンドメイドの作家さんも増えました。カービングナイフ一本で四角い石鹸から美しい 花を掘り出すソープ・カービングの Kotsu さんの手技作品は感動です。6月は入居者の皆さんは契約更新されるかどうか決めてもらう月です。皆さん残ってもらいたいけど、若干の 異動はあることと思われます。新しい個性の参加と前向きにとらえます。

