年あけましておめでとうございます

2025年1月4日
本州最西端のブックマンション、エルピスしものせきの管理人・熊野です。本日から2025年新しい年の営業を開始しました。今年もどうぞよろしくお願いします。

旧年中はおひきたていただきありがとうございました。おかげさまで超低空飛行ではありましたが、響灘に墜落することなく新しい年のスタートを切ることができました。一昨年12月16日開業時点の棚主さんから幾分の変動はありましたが、今年は27名の方の出店でスタートできました。現時点で書棚もハンドメイド雑貨棚も「空室」があります。ご希望の方はこのサイトの棚主募集ページをご覧になってご検討ください。

開店から一年余りでお買い上げいただいた本と雑貨の数は1700点を超えました。売上額は秘密です。特に目標を立ててはいなかったのですが、「よく売れた」という思いもあればもう少し売れたのでは」という気持ちもあります。次々と新刊書店が消えていく、つまり本の需要がなくなってきている地域で、どれだけ売れるかは全く見当が立たなかったのです。 この一年間の結果を最初のデータとして今年以降の営業計画をたてることとしますが、商売に全く縁のない年金生活者の起業が、まあとにもかくにも2年目に入れたことを喜んでいます。

これもお客さま、棚主の仲間、毎日新聞・山口新聞・山口民報のマスコミ各位、福井新建材、そしてミンダナオのビジネス・アドバイザー兼デザイナーと妻のおかげです。心から感謝申し上げます。「そろそろ閉店セールじゃないの?」とかキツイ激励を今年もお願いします。

昨年の地方の選挙や国政選挙がきっかけで多くの人がSNSの恐ろしさというか影響力を知ることとなりました。あらためてメデイア・リテラシーの重要性が叫ばれています。リテラシーなどと横文字で言っていますが、何のことはない、騙されない読解力・理解力・判断力のことです。それは古今東西の知的教養に多く触れることでしか養われないわけで、ここにきて「読書」の意義が再認識されつつあります。周辺に書店がない、図書館もちょっとという方はぜひ一度当店へお越しを。棚主ひとりひとりの思い切り偏った選書がお待ちしています。

「本と人の交差点」を標榜する当店にも知的教養がつまった書籍がそこそこあります。年末にはハードカバーを中心に100冊近く増やしました。SNSでの発信も強化しつつあります。書い取りはしていませんが、寄贈は大歓迎です。ご相談下さい。

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